ジョニーエンジェルの歴史

2023年05月01日

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1994年11月11日オープン、資本金3000万、社名、有限会社アスタマニャーナ商会、
代表は星 英一 (小岩2中出身 )仲間に支えられ好スタートを切った。
当時はハウスバンド、略してハコバン(レギュラーバンドで毎月20日間 同じバンド)体制でバックボーンズ (現在も活躍中)が担当であった。

 

入り口にはなんとアメリカから創業者、星英一自ら直輸入したピンクのアメ車がお出迎え。
(当時、このキャッチコピーで新聞の折り込みに広告宣伝を載せたところ、
「それで、どこまで迎えに来てくれるんですか?」という問い合わせがあったらしい…)

直輸入と言っても、アメリカの田舎町の道端に乗り捨ててあった、

ボロボロだったのを拾って、船便で日本まで運んでから国内で板金したという。

(※板金は現在も東小岩に健在の株式会社フロンティアモーターさん)

何よりも輸入する際の運賃が一番高かったとか。
彼のアメリカでの武勇伝は一晩中かけても終わらない。。
なんと、あのマクドナルドの東京銀座一番店が出店される前に『小岩』でハンバーガーショップ出した武勇伝もある。
(当時はパンにハンバーグを不思議がって最先端の若い人以外は誰も寄り付かないので早期に閉店。)

 

JOHNNY ANGEL店内には、

その創業者、星英一氏が当時のアメリカで爆買いしてきた珍しい看板やLPジャケットがズラリ。

中にはプレミアものもある。

「古き良きアメリカ」に対する創業者の愛は今も確実に息づいている。

1995年、オープニングスタッフのPA(音響)担当として雇われた、現在の代表、北 敦志が店長に任命される。

店舗運営の難しさを知った3年後、ハコバン体制に終止符を打ち、日替りバンドで新体制になる。

 

2000年、第一期ジョニーエンジェル経営破綻。

有限会社アスタマニャーナ商会は2億円もの負債を抱えたまま倒産、と同時に、

新オーナーを買って出た宝石商で顧客でもあった横山氏とジョニーエンジェル再建。
この年の終わりアルバイトに大ちゃんこと川名が返り咲き、新たに有限会社AXIS-ONEを設立、代表はその横山氏。

だが、
この会社も出演バンドの体制を変えなかったのが災いし半年で経営破綻。

(負債が早々に500万に達したということで見限ったという話)

2001年、あっという間に第二期ジョニーエンジェルから必然的に第三期へ。


正式には3月から、北と川名で運営する事を決め、

元オーナーで大家になった星 英一と契約を交わす。
とはいうものの、2回も破綻した店をどうやって経営していくか。

2人が出した意見は一つだった。
「とにかく経費を押さえる事」

KITA&DAIの音楽ユニット『リトルロックブラザーズ』の誕生である。

何年も音楽業界に居ながら初めてオールディーズを覚え、自らが出演をし、何とか営業を継続。

2002年、共同経営者であり、音楽パートナーであった、DAIが辞め、4月から正式に個人商店として第四期スタート。
バンド『リトルロックブラザーズ』解散、「LR-Bros」を会社名として引き継ぐ。


2004年5月6日「有限会社リトルロックブラザーズ」設立。

代表 北 敦志。
その年の6月1日の営業からスタート。

第五期ジョニーエンジェルが幕を開けた。

 

有限会社リトルロックブラザーズ
『LR-Bros』とは、
リトル→小

ロック→岩

ブラザーズ→兄弟

の略で元々は、2001年、春、二人のバツイチ風来坊コンビKITA&DAIによって結束されたMUSIC WORK UNITであった。東京は下町、小岩のライヴハウス『JOHNNY ANGEL』のプロデュースを拠点として世界制覇?を目指す。お互いが左右の片腕同士だという意味も含んだLR-Brosの本当の意味とは、『小さい岩?の兄弟?=「小岩」兄弟=LITTLE ROCK BROTHERS』である。またもちろん、二人だけの微力ながら、ROCKの精神で生きていこうという意味も込められている。良きパートナーであったDAIは離脱したが、まずは有限会社として名前を受け継ぎ地道な経営を続ける。10周年を迎えた京都の支店も順調に営業を続けている。(小岩本店は2024年で30周年を迎える)現在ではアーティスト活動を控え、完全に経営にシフトし、店内を地道に改装し続けており、時代のニーズに合わせて進化し続ける今後の展開も楽しみが増すばかり。

♪このユニットでの当時のLIVEの様子

結成当初は出演バンドがどうしても足りない日だけ、スケジュール上の穴埋めとして、スタッフのバイト代、バンドの出演料、全てのコストカットを含み、2人だけのアコースティックユニットだった。観客とのセッションや、言い値チャージなど今までの常識を覆す、画期的なアイデアも取り入れたが、従業員も兼ねての出演である。電話が鳴れば中断、ドリンクオーダーなんかもステージから貰ったり。しっちゃかめっちゃか。ところが、このユニットが思わぬ反響を呼んだもんだから、当然、人手が足りなくなる。本当にアルバイトを雇わざるを得なくなった時は自分達でも驚いた。最近ではベーシストとしてナオヤが加入。大ちゃんのドラムもなかなかで、バンドサウンドも聴かせられるようになった。定番オールディーズから、フォーク弾き語り、お涙ちょうだいもののオリジナルソングまで、レパートリーは広いが底が浅い。つ~か、プライドが無いから出来なくてもやっちゃう浅はかさ。でも、それでい~のだ。この日は誰でもステージに上がれる。てゆ~か、強引に引っ張り出しちゃう。それがまた面白くてリピーターが増えている!?いえいえ、実はみんな歌が好きなんです。

現在はDAIが辞め、このLIVEは行っていないが、『LR-Bros』を組織名として受け継いだ。
今はもう、小岩Johnny Angelに関係する総てのミュージシャンとスタッフが『Little Rock Brothers』そのものなのです。

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