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藤タカシ & The Style
2017年3月5日
~Rock’n Roll~
伝説のバンド「M-BAND」の、
藤タカシ& The STYLE
宮原レイト(G)
藤丸和彦(Sax)
18:00 OPEN
♪¥5,000-
藤タカシの歌声を聴けば、まず、その類まれな声質に度肝を抜かれることだろう。80年代のインディーズシーンでは他の追随を許さない圧倒的な存在感を誇ったM-BANDが当時、満を辞してメジャー契約したレーベル、東芝EMIは、同期で所属していたBOOWYよりも、この伝説のバンド、M-BANDの方に肩入れしていたという、まさに更なる伝説を産んだ真の伝説のバンド、M-BAND。ボーカリストであった藤タカシは、メジャーレーベルの抑圧に反旗をひるがえすように、すぐにM-BANDを脱退してしまったワケだが当時、一世を風靡していた独特のしやくり上げるようなヒーカップ歌唱法と低音部を生かした男性らしい声の魅力を最大限に引き出す、エルヴィスプレスリーを彷彿させる発声法は、当時の歌謡界を賑わせていた西城秀樹らに代表される日本独自の歌い方とアメリカ発のロックンンロール、ロカビリー系の歌い方を見事に融合させた。それ以前に、矢沢永吉のキャロルに影響を受けて音楽を始めたと言うBOOWYのボーカリスト、氷室京介氏にも大きな影響を与えていたはずだ、というのは氷室氏のの歌唱法のニュアンスを聴けば簡単に推測できる。(皮肉にも、BOOWYは逆にEMIに期待されていなかったが故に、会社に媚を売らなくても好きなことを好きなように出来たというのが後の結果的には功を奏したようだ。氷室氏を始め、後のビーイング旋風を巻き起こしたBzやT-BOLAN、WANDS、Mr.Childrenらに共通する歌唱法のルーツを辿れば藤タカシの歌唱法が間接的に及ぼした影響は計り知れない。その功績が世俗的な評価を受けなかった故に今、小岩ジョニーエンジェルという親近感の持てる場所で間近で聴けると言うのはまさに奇跡的なことだ。歌唱法そのものに権利があるのであれば、今のジョニーエンジェルでは藤タカシの歌唱は聴けないであろうし、藤タカシという人物は日本のミュージックシーン、特に男性ボーカリストの歌唱法と発声方法に最も影響を与えた歌手として、松下幸之助やエジソンのように、雲の上の存在として扱われているであろう。)そんな伝説のバンド、M-BANDのボーカリスト、藤タカシは現在でも熱いままのストレートなロック魂と、男でも惚れてしまう程のCOOLなオーラを醸し出しながら地道な活動を継続してきた。このような生き様のバックボーンが現在の藤タカシという人間の人情味溢れる存在の深みとなって、ステージでも良い形で、本来のクールなカッコ良さと、馴染みやすい、愛すべき人間、藤タカシの融合を実現している。 当時の東芝EMIが、かのBOOWYよりも肩入れしたという、その辺には絶対に転がっていない、日本のミュージックシーンを担う男性ボーカルのルーツとなった本物の歌唱法による歌声を実際に生で聴いてみてほしい。その声質と立ち振る舞い、一味も二味も違う、藤タカシの魅力に唸るほど納得がいく筈だ。還暦を迎える年齢だというハンデを全く感じさせないパワフルさで、死ぬまでロックし続ける、と言う、藤タカシの挑戦はまだ始まったばかりなのかも知れない。昨今、人間の平均寿命が延びゆく中、多くの世代が見習うべき、輝ける人生を横臥するための生き様の良きモデルがここにある。そういった意味でも、藤タカシが今後も人々に与え続ける影響もまた計り知れないだろう。(ジョニーエンジェル代表 ATSUSHI KITA)